フジロックもう行かん

 

FUJI ROCK FESTIVAL ’18に行ってきました。

 

やった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夏フェスだぞ~~~~~~~~田舎モンは道をあけろ~~~~~~~~~

この夏を永遠にしてやるぞ~~~~~~~~~~

 

 

 

結論からいうと、もう行かん。ゲボ。これはフジロック側に原因があるのではなく、僕サイドに原因があります。

どうしてフジロックに行ったのか。第一の理由はケンドリック・ラマーを観たかったから。知ってますか?皆さん。ケンドリック・ラマー。めちゃすごいラッパーです。ピューリッツァー賞を受賞している。ピューリッツァー賞って音楽でも貰えんの???詳しいことはしらないが、とにかく貰っている。

第二の理由として、距離的なアドバンテージがある。フジロックは新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される。僕は新潟市在住だ。全国的なイベントに1時間程度でアクセス可能だというのに、一度も行かないというのは損している気がした。損するのは嫌だから行ってみようと思った。


基本的に下調べというものが苦手なもので、当日までケンドリック・ラマーが何時に出演するのかも知らなかった。移動途中に調べてみる。21:00から22:00までの出演らしい。会場から駅までの移動時間を考慮すると、当日帰れないことが判明した。

翌日の朝まで待たなければいけないっぽい。え?

まあ、いくらでも土地はあるし、夜は芝生の上で寝ればいいね。夏であっても山間部には爽やかで心地の良い風が吹き抜ける。そう思いケンドリック・ラマーのライブを鑑賞した。かっこよかった。

22:30。疲れたし、早いけど寝るか。テントや寝袋の類はないが、問題ないだろう。

 

 

豪雨でそれどころじゃなかった。台風が接近してたらしい。糞馬鹿だから天気予報も確認してなかったし、雨具も持ってきてなかった。せめてもの救いに、替えのTシャツだけは持ってきたので着替えよう。そう思ったら、Tシャツも含めリュックの中のすべてのものが悲しいくらいグチョグチョに濡れていた。

仕方ないので屋根のある会場に行き、夜通しでライブを観るしかない。しかし、ボロ布のようにくたびれ果てている。人にもまれながら元気いっぱいに観覧する気にはなれなかった。かなり後方からステージを眺める。

5lack、Princess Nokia、YENTOWN、PUNPEEとかがいた。

「いるな~~~~~~~~~~」としか思えなかった。

そんな感じで送迎バスがくる朝の5時まで白痴のように呆然と過ごした。

せめて座りたい。周囲の人間は当然の顔をしてアウトドア用の椅子に座ってるのに…。

椅子!

 

ライブに椅子を持参するって発想がまずないですよ。でもみなさん、フジロックで1番必要なの間違いなく椅子です。あると便利とかそういうレベルではない。必須。僕が腰を預けて座るという行為をどれだけ求めていたことか。みんなどこだろうとアホみたいに座ってます。あらゆる場面で座る座る座る。ライブの結構前列のほうでも、ステージによっちゃ座って場所とってる。90%ぐらいの人間たちは椅子持ってきてた。

落ちてたでかめのビニール袋を尻に敷いて、ルンペンみたいに地べたに座る僕を見てフジロッカーたちは何を思ったのだろう。


こんな出来事もあった。

深夜2:00。雨のせいで体が芯まで冷えている。何か口にしないと死ぬ。そう思い、狂った価格設定のホットドック(850円)を食っていたら、5~6人の集団に声をかけられた。

 

「それどこで買ったんすか?」

「あの店の2つ向こうですよ」

「そうなんすか!それ美味いっすか」

「美味いですよ」

「美味いってよ(笑)」

 

そう言って、集団は弾けるように笑った。

 

おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんなんだよ!!!!!!!!!!!

もういや!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 


そして何より、僕は根本的にライブというものを楽しめないのではないか、と感じた。理由は2つある。

 

①ハンズアップ問題

アーティストはライブが盛り上がるにつれて、オーディエンスに挙手を求める。言われるがまま我々は傀儡のように手を掲げる。

この振り上げた手。どうすればいいのか分からない。

ライブ中ずっと手を上げているわけではない。みんな頃合いを見て、いつの間にかスッっと下げている。そのタイミングが全然分からない。

ぼうっとしていると、いつの間にか周囲の誰も手を挙げてない。恥ずかしい思いをする。だからといって挙手しないわけにもいかないし、速攻で下げるのもなんだか妙な気がする。

 

あっ みんな手あげてる

あげなきゃ

はいっ!…

 

手…まだ下げないっぽいな

 

結構もりあがってるし

盛り上がりの持続に伴って、挙手時間も長くなるんだね

 

あっ

そろそろか?

 

大体4割ぐらいの人たちが下げた時にさげたい

そのタイミングが1番スマートな気がする

 

あっ!!今っ!!下げるぞ!!!

 

こういうことを考えてると全く集中できない。

あと両手をゆっくりと左右に振らせるやつ。これは単純にやりたくない。幼児向け番組を想起させる。ゆずのコンサート以外でやらすな。

 

②掛け声問題

ライブ中に観客は盛り上がると

「フォオオオオオオー!!!!」(高い声)

という声をあげる。

しかし、よく考えるとなぜフォオオオオオなのか。自分の気持の高ぶりが抑えきれず生じた雄叫びであれば、必ずしもフォオオオオオである必要はない。

「マァァアアアアア!!!」とか「ッッピャッテイ!!!!!!」とか「六門天外モンコレナイト!!!!!!!!!!」という人がいても間違いではない。

ただ実際はそうではない。皆一様にフォオオオオオという。

これはすなわち「フォオオオオオ」は感情の高ぶりに起因する声ではなく、「ライブで声を上げるときはフォオオオオオといいましょう。なんかそういうことになってるから」といった暗黙のマナー・慣習の上で成り立つ掛け声ということの証明だ。反知性を象徴するような声のように思えたが、実はみんなルールに従っているらしい。

ということは、本当はちゃんとルールを遵守しているのに、さも「感情が抑えきれず声でちゃいました」みたいな顔でフォオオオオオって言っているのか?

この数万人といるオーディエンスすべての熱狂は、社会規範の範疇での行為でしかないのか?

そして自分もこれから、その行為に加担しなきゃいけないのか?

それを理解した今、どんな顔をしてフォオオオオオと言えばいいんだ?

 

そういった事を考えだすと、僕はおしの如く沈黙せざるをえない。

 


この2つの問題点を抱えている限り、僕は微妙に体を揺らすだけのジジイ同然の立ち振る舞いしかできない。そんなやつが観客にいるのは嫌だろうな。自分でも思う。「こんな観客は嫌だ」「ジジイみたいにゆっくり体を揺らしてる」鉄拳もそう言うだろうね。言うね。

 

Superorganismのライブはとても良かったです。オロノちゃんかわいいですね。最近まで「オーガニズム」と「オーガズム」を勘違いしてました。フジロックは多分もう行かない。おわりです。

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フジロックもう行かん への2件のフィードバック

  1. コントラバスガール のコメント:

    ヤスミノのチンカスで作ったチンカスツリーにクレイムしたい

    • yasumino のコメント:

      こういうコメントも承認する僕の優しさが広く知れ渡ってほしいから承認します。
      コラっ!!!!!!!!!!!!!

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